【2006年1月の庭】
今年の冬はいつになく寒さ厳しく、
房総でも何年ぶりかの大雪です。
翌々日まで残る雪の日は珍しく、2回を
数えました。
5cmくらいですが、
雪だるまや雪合戦ができるくらいに、
積もりました。
敷き詰められた絨毯のような
真っ白い雪の下には、チューリップの球根が
春を待っています。
リナリアの幼い園児達は
突然の雪に驚いているかもしれません。
雪柳の折れそうな程の細い枝にも
雪が降り積もり、白い雪の粉のような
花を早春に見るよりも早く、
雪の花を咲かせてくれました。
まさに、雪+柳です。
(画像手前に修景用バラ・左がヤマモモの木・奥に吉野桜)
この冬はとても乾燥していて、12月には
殆ど雨も降らずに、庭はカラカラ状態だったのです。
雪が積もって、その後は土を湿らせてくれると
思っていたのですが、残念ながら降り注ぐ太陽への蒸散の方が
早く、雪の後の庭には乾いた土が
残されました。
1月も半ばになってから、ようやく
雨の日が続きましたが、
バラに肥料を施すのをうっかり
忘れていて、慌てて庭仕事。
後は、施肥後の雨に期待するばかりです。
そんな風にして、ここでの冬は
本当に短いと毎年思います。
早く春が来て欲しいと心待ちにするのですが、
2月が始まる頃には
毎朝の空気が真冬のものと
わずかですが、違ってきているようです。
2月には真冬のような寒さと、
春のような暖かさとが交互に繰り返しながら
訪れて、やがてウグイスの鳴き声が
聞こえてくるのです。
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